「数学は遅効性がある」

大学院時代、慕っていた先生の一人から聞いた言葉。

 

聞いた当初は「巧い言い方だな」と思った。

今数学が役に立たなくても、必ず実を結ぶ時が来る、

それは(一抹には)確かにそうだと思う。

 

だがうがった捉え方をすれば、数学に苦しむときはいつも”今”であり、

その時点で未来に希望を持つのは、必ずしも簡単でないこともあった。

 

今、「斎藤康毅著 ゼロから作る DeepLearning」

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

の4章”ニューラルネットワークの学習”を読んでいる。

その中に

「損失関数の(微小な区間の)挙動が、重みパラメータに対する微分からわかる」

とあり早速役立っている。

 

先生と斎藤康毅さんに感謝を伝えたい。